星の見える東京
日記

多摩川の河川敷を彩るキャンドルナイト「灯と人」

多摩川のキャンドルナイト「灯と人」

夕暮れどき、多摩川の河川敷にキャンドルの灯が煌々と灯っているのを見つけました。

キャンドルは、ハートを模した地上絵のように並び、キャンドルの周辺には参加者と思しき若い人たちが集まっています。

冬の匂いの混じった冷たい風が吹き、空はすっかり薄闇に覆われていました。

多摩川の河川敷にキャンドルというのは、初めて目にする光景でした。なんのイベントだろう、と疑問に思い、しばらく土手から眺めていると、ギターの演奏と柔らかな女性の歌声が聴こえてきました。

僕は、その音色に誘われるようにして階段を降り、光る地上絵の方に近寄っていきました。

すると、そこでは、ゆらゆらと揺らめく小さなキャンドルの灯りと30人ほどの観客に囲まれながら二人組のアーティストが歌っていました。

彼らは、女性がボーカル、男性がギターのhuenica(ふえにか)というデュオで、このイベントは、「灯と人(ひと、ひと)」という名前の「今夜はなるべくロウソクの灯りだけで過ごしませんか」と呼びかけるものだと言います。

写真 2015-11-07 18 08 22

優しく幻想的な歌声と、フォークギターの音色に、絵本のような世界観の歌詞。秋風に揺れるキャンドルの灯りと、好き好きに芝生に座り込んで静かに耳を傾ける老若男女の聴衆。

ときどき頭上を窓から黄色い光の零れる小田急線が走り去っていきます。

まだ他のアーティストの演奏も続くみたいでしたが、残念ながら僕は用事があったのでhuenicaの演奏が一通り終わったタイミングで河川敷をあとにしました。

それにしても、ライブはこれくらいの規模の方がいいな、と思いました。

多摩川のキャンドルナイト。一年に一度、秋の暮れに一晩だけ現れては消える森の演奏会のようでした。

0

スポンサーリンク

映画『ソラニン』も視聴可能の定額動画配信サービスU-NEXT。動画以外にも書籍、漫画、アニメ、雑誌などにも対応。いつでも簡単に解約可能な31日間の無料体験サービス実施中。(*本ページの情報は2018年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)

日本最大級のビデオオンデマンド<U-NEXT>今なら無料トライアル実施中!

0