狛江のTSUTAYAが閉店
TSUTAYAが閉店
先々週くらいに通りかかったとき、狛江駅前のTSUTAYAが、もう少ししたら閉店になると知った。
僕自身、駅前のTSUTAYAはよく利用していたし、レンタルしないときもふらっと立ち寄って音楽や映画のラインナップを眺めていることもあったので、閉店の貼り紙を見たときは残念だった。
とは言え、正直映画離れであったり、ネット配信で見ることが多くなっていたことも事実で、狛江のTSUTAYAの閉店理由は分からないものの、TSUTAYA自体店舗の閉店が続いているようなので経営的にだいぶ苦しかったのかもしれない。
場所が、狛江駅のすぐ隣と立地がよかったことに加え、漫画のレンタルも行なっていたので個人的にとても重宝していた。
TSUTAYAの出入り口には、「20年間ありがとう」という張り紙もあったので、歴史も相当古いのだろう。
よくカップルや子連れの夫婦が一緒に作品を眺めながら選んでいる光景も見られたので、きっとあの場所にはたくさんの人たちの思い出も詰まっているのではないだろうか。
ちょっと前には、狛江駅南口の小さな古本屋が閉店、そしてTSUTAYAも閉店ということで文化的に寂しくなるなと思う。
閉店セール
それから少し経ち、閉店直前に、再び狛江のTSUTAYA前を通ったら、閉店セールが行われていた。
店内に入ると、もうDVDのコーナーは空っぽで奥には入れないようになっていた。空っぽの棚が寂しかった。
手前には、CDがアルバムもシングルも混在して棚に並び、どれも一枚100円だった。漫画コーナーでも、漫画が一冊20円になっていた。
また物品も破格の値段で、イヤフォンやDVDプレイヤーが、80%近くも割引だった。
もう二度と訪れることのない狛江のTSUTAYAだし、何か一つ買おうかなと、漫画コーナーをうろうろと歩いた。
せっかくだから読んだことのない、知らない漫画を選ぼうか。意外とここで選んだ漫画で、人生に大きな影響を与える言葉と出会えるかもしれない。
そんなことを考え、タイトルや表紙を眺めながら歩いた。
でも、たぶん閉店セールが始まってから1週間くらい経っているせいか、どうしてもピンとくるものが見つからず、結局何も買わずに店を出た。