星の見える東京

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狛江の自然

静かな桜の名所、狛江の和泉多摩川

静かな桜の名所、狛江の和泉多摩川

狛江の桜

東京都内で桜のお花見の名所と言えば、新宿御苑や代々木公園などがよく知られている。

新宿御苑では、60種類以上の桜が咲き、新宿の高層ビル群を背景に幻想的な風景が堪能できる。

また代々木公園でも、都会の真ん中の広々とした花見の名所として、例年多くの花見客で賑っている。

一方で、もう少し人も少なく、のんびりした心地で花見ができる桜の名所として、僕が住んでいる狛江の多摩川沿いの桜も挙げたいと思う。

狛江市は、あまり有名ではなく、僕自身も、引っ越すに当たって初めて知った街だった。市内は主に小田急線の狛江駅と和泉多摩川駅があり、新宿から小田急線で20〜30分ほどの場所にある。

この和泉多摩川駅を降りてから、徒歩ですぐに行ける距離に多摩川が流れている。

多摩川と菜の花

多摩川は、世田谷のすぐ隣とは思えないほど、のどかな自然が広がり、春には、菜の花や桜が咲いている。

狛江の桜と言えば、この多摩川沿いに咲いている桜がなんと言っても有名で、春のシーズンには、付近で「こまえ桜まつり」も開催される。

以下、これまで撮影した(最近フィルムカメラを買った)、六郷さくら通りや多摩川沿いの写真を載せながら、この辺りの桜を軽く紹介したいと思う。

散歩道

僕がおすすめしたい桜の時期の狛江から多摩川にかけての散歩道は、六郷さくら通りと多摩川沿いをぐるりと一周するというものだ。

六郷さくら通りは、満開のときには桜のトンネルのように道に沿って木々が連なり、途中で折り返して多摩川沿いに入ると、今度は右手に静かな川が流れ、左手に垂れるような桜が並ぶ。

散っていく桜の景色も、雪の舞い散るように幻想的で、通り過ぎる車や春風によって軽やかに花びらが舞い上がる。

狛江駅からの行き方としては、まず、駅の北口を出たあと、正面右にある、みずほ銀行支店のほうに向かって歩き、銀行の手前で、左(布施内科医院がある道)に曲がる。

あとは、そのまま真っすぐ歩き、大きな十字路を越えると、華やかな桜のトンネルが見えてくる。

狛江の桜桜並木

狛江の桜反対側の歩道から振り返った六郷さくら通りの桜並木

六郷さくら通りの桜が、もう散歩しているだけでも十分なほど美しく、その桜並木の左側の歩道を5分ほどしばらく歩いていくと、左手に、多摩川の土手と合流するポイントがある。

六郷さくら通りと、多摩川の合流地点でも、お花見をしている人たちがいる。

六郷さくら通りと多摩川河川敷の合流地点

このポイントで折り返し、桜が咲き誇っている多摩川沿いを下流に向かって歩いていくのも、あるいは、ほどよく賑わったお花見客と一緒に、静かにのんびりと座って花見に興じるのも一つだと思う。

また、このすぐ隣には、同じく桜が綺麗な西河原公園もあり、狛江市内の花見のスポットとして知られている。

西河原公園の桜

多摩川の土手の桜は、こんな風に、土手沿いにずらっと並んでいる。

狛江の桜、多摩川多摩川の桜

多摩川の桜土手沿いに咲いている

ちなみに、この土手沿いを歩いていくと、すぐに調布市との境目になる。

こまえ桜まつり

先ほども少し触れたように、毎年春には、多摩川の土手からすぐ、多摩川住宅横の根川さくら通りで開催される「こまえ桜まつり」という小さなお祭りがある。

僕も何度か行ったことがある。軽い屋台も並ぶので、多摩川でお花見をしている人たちが、ちょっとした食事の買い出しの際にも利用される。

また、屋台だけでなく、子供たちによる長縄を使ったストリートダンスのパフォーマンスや太鼓の演奏など、地域に根ざしたイベントになっているようだ。

こまえ桜まつり

美味しそうな屋台が並ぶ

長縄をつかったダンスパフォーマンスを、みんな見ている

太鼓を叩く子供たち、ひかり商店街

夕暮れどきの多摩川の土手沿いの桜も、のどかで綺麗だった。

多摩川の土手と桜、少し夕日も差してきた時間帯

狛江で桜を見るとすれば、この多摩川付近の景色が、とにかくおすすめで、狛江市のほうでも、上空から撮影した動画を公開している。

ちょうどこの記事で紹介してきた辺りが、アップされている。

動画 : 狛江市PR動画「Sakura ×Tama-River × Komae」

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