秋開催、世田谷区「たまがわ花火大会」とは
世田谷区の二子玉川で毎年打ち上がる「たまがわ花火大会」。
同じ多摩川沿いの川崎市でも花火大会が同日開催され、多摩川を挟んで二つの場所で花火が打ち上がります。
観客数は世田谷と川崎で合わせて60万人を越え、全国でも最大規模の花火大会の一つとなります。
例年は夏に開催される世田谷と川崎の「たまがわ花火大会」ですが、天候不良による中止を避けるために今年は秋(10月13日)の開催となりました。
少し遠くからではありますが、狛江市からも(正確には狛江市からのルートでも)、この「たまがわ花火大会」を見ることができます。
そこで今回は、僕がよく「たまがわ花火大会」を鑑賞する際に使う穴場スポットを紹介したいと思います。
たまがわ花火大会の穴場スポット
僕が「たまがわ花火大会」を鑑賞するときに紹介したい穴場スポットは、和泉多摩川の多摩川の土手沿いを、打ち上がる花火の方向(下流)に向かって歩いていった場所です。
まず、小田急線の和泉多摩川駅から歩いてすぐ多摩川の土手に出ます。
その辺りからでも花火は見ることができますし、観客もぼちぼちいますが混雑はしていません。
もう少し近くで見たい場合は、そこから15分か20分くらい歩いていきましょう。
土手沿いも徐々に混雑してくるので、あとは人混みや花火との距離を見ながらお好みで選びましょう。
秋の「たまがわ花火大会」の感想
今年は、すっかり花火大会があることを忘れていたのですが、遠くから花火の打ち上がる音が聴こえ、そうだ、と気づきました。
それから多摩川に向かい、しばらく多摩川の土手沿いを二子玉川に向かって歩いていきました。
途中、光る風車を頭につけて交通整理をしている外国人がいました。
歩行者と車やバイクが狭い道を行き交うので、徐行してくれるとは言え、あの光る風車の外人さんには感謝です。
秋の花火大会と言うことで、夏とはまた違った味がありました。
うっすらと肌寒い風にすすきが揺れ、虫の鳴き声と花火の音がシンクロする、秋の独特の空気感でした。
「た〜まや〜」
虫の鳴き声
花火はこのくらいの距離感が好きですが、来年はもう少しだけ花火に近づいてみようかな、と思います。
時間通り、19時ぴったりに花火は終わり、帰り道、花火大会と反対側の夜空にしゅるるると細い一筋の閃光が走りました。
一瞬、周りの人たちも、「え?」となりましたが、小さくぽんと花開いて消えました。
たぶん誰かが便乗して打ち上げたのでしょう。
そのときの「え?」という空気感に、なんだか少し笑ってしまいました。