狛江はゲリラ豪雨が少ない地域?
東京の片隅にあり、多摩川沿いにある狛江市。
経験上、他の地域と比較すると、狛江はゲリラ豪雨に降られることがあまりありません。
東京都心や、隣町の川崎がゲリラ豪雨で大変なことになっていても、世田谷で雷が鳴り響いても、多摩や調布が雹でニュースになっても、なぜか狛江だけはそれほどでもない、ということが、もはや偶然と呼べないくらいに頻繁にあります。
まるで狛江の辺りだけ、結界が張られているようです。
狛江市の降水量をピンポイントで計ったデータがないので、あくまで感覚的に過ぎませんが、たぶん周辺の地域と比較して「ゲリラ豪雨が少ない」のではないでしょうか。
もしかしたら建物の低さや自然の多さも影響しているのかもしれません。
ゲリラ豪雨の原因の一つに、「ヒートアイランド現象」があります。
ヒートアイランド現象とは、都市部のコンクリートやアスファルトの密集によって風通しが悪くなったり熱がこもりやすくなる現象を指します。
このヒートアイランド現象が、旧来の「夕立」とはまた違う、急な積乱雲の発達やゲリラ豪雨と関連していると考えられています。
だから、もし狛江でゲリラ豪雨が少ないとすれば、それは狛江市内の建物の低さや密集度が高くないこと、川沿いにあることなどが影響しているのではないか、と。
川があったり建物が全体的に低いことで風通しがよくなっていることに由来するのかな、と勝手な推測ですが。
ただ、多くないとは言え、多摩川の氾濫の可能性については、上流の雨量の影響も大きいので、水害の際の避難の準備はしておくようにしましょう。