星の見える東京
狛江の自然

初夏の多摩川土手の紫色の花

初夏の多摩川土手の紫色の花

桜もすっかり葉桜となり、数多くの花々が咲いている初夏。緑葉の揺れる風が心地よく、多摩川でも色とりどりの花や野草が咲いています。

少しずつ花の名前も覚えていきたいな、ということで、今日は、初夏のだいたい五月頃に多摩川の河川敷、河原に咲いている紫色の花を調べてみました。

多摩川の紫色の花「ナヨクサフジ」

多摩川の河原(狛江)に咲くナヨクサフジ 5月上旬

多摩川の河原(狛江)に咲くナヨクサフジ 5月上旬

この花はナヨクサフジと言い、もともとはヨーロッパや西アジアに自生する植物。開花の時期は5〜8月。

似たような花で、在来種のクサフジがあり、ナヨクサフジは食べられませんが、クサフジは食べられるようです。

と、ここまで書いて、果たしてこれがほんとうにナヨクサフジなのかどうか自信はありません。

一般的なナヨクサフジとクサフジの違いとしては、紫色がナヨクサフジのほうが色が濃いそうです。

確かにクサフジの写真を見ると、もう少し淡い色をしています。

画像 :「クサフジ」|wikipedia

クサフジは、天ぷらや酢の物、和え物、炒め物などにして食べるようです。

多摩川の赤紫色の花「アカツメクサ(ムラサキツメクサ)」

多摩川の河原に咲くアカツメクサ 五月上旬

ナヨクサフジの隣に

シロツメクサ(クローバー)によく似たピンク色に近い紫の花は、そのまま「アカツメクサ」や「ムラサキツメクサ」「レッドクローバー」とも言います。

ふんわりと丸く、柔らかい風合いです。

アカツメクサは、もともとはヨーロッパや西アジア、北西アフリカが原産で、牧草用としてシロツメクサと一緒に明治以降に日本に輸入されたようです。

開花時期は5月〜8月。食用ではハーブの素材として使用されることも多いようです。

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