いきものがかりの『SAKURA』と小田急線
いきものがかりの代表曲に『SAKURA』という2006年に発表された歌(デビューシングル)がある。
この『SAKURA』の歌詞には、途中「小田急線」というフレーズが登場する。
咲き誇る明日(みらい)は
あたしを焦らせて
小田急線の窓に 今年もさくらが映る
君の声が この胸に聞こえてくるよいきものがかり『SAKURA』より
この「小田急線の窓」に映る舞台というのは、海老名と厚木のあいだを流れる相模川の桜のことのようだ。
歌詞に登場する大橋は「相模大橋」で、いきものがかりのメンバーが高校時代、この橋を自転車で渡って通学していたのだと言う。
小田急線と言えば、最近久しぶりに19のアルバムを聴いていたら、『小田急線柿生』という曲が流れてきた。
この曲は、当時それほど熱心に聴いていたわけではないが、でも、聴くとどこか懐かしく感じるということは部屋でよく流れていた曲の一曲だったのだろう。
子供の頃は田舎で電車とほとんど縁のない生活を送っていたので、このタイトルの意味についても特に考えたことはなかったが、「ああ、これは小田急線の柿生駅のことだったのか」と今更ながらに合点がいった。
ちなみに、Mr.Childrenの『雨のち晴れ』という曲には狛江が登場する。
「お前って暗いやつ」そう言われてる
幼少の頃からさ
1DK狛江のアパートには
2羽のインコを飼う ああMr.Children『雨のち晴れ』より
歌詞に狛江が出てくるのは、ミスチルのメンバーが狛江の出身だからだろうか。