次大夫堀公園民家園
狛江周辺の観光地として一つ挙げるとすれば、次大夫堀公園内にある民家園がある。ぱっと見、なんと読んでいいか分からないが、読み方は、「じだゆうぼり」である。
次大夫堀公園。
この公園内に民家園があり、ここは、江戸時代から明治初期の農村風景を再現した空間で、古い家並みや消防小屋、また小さな水田など当時の風景を追体験できる。
古民家のなかでは、囲炉裏の火が焚かれ、民具に触れることも可能だ。
民家園の場所は、世田谷区。狛江の隣の喜多見駅から、徒歩で20分ほど。公式サイトでは、最寄駅は成城学園前駅で、徒歩15分と記載がある。
民家園のマップ
野川沿い(この野川も、ゆったり歩くのにもってこいの散歩道だ)をずっと下っていった公園の先にある。
民家園は入場無料で、それほど人も多くないので、のんびりとした時間を過ごすことができる。
駐車場は、次大夫堀公園に、有料駐車場があり、料金は30分で100円となっている。
民家園のマップが描かれた掲示板
民家園の園内は案外広く、古民家と梅の花がほのぼのとした優しい時間にしてくれる。
売店
園内には、売店もあり、ラムネやおせんべい、もなかなどが販売。のんびりお茶をすることもできる。
古民家のなか
古民家のなかには、日用品が置いてあり、縁側から庭の様子を眺めることもできる。
静かなひとときが流れている。
僕がぼんやりと家のなかを眺めながら歩いていたら、係の人なのか、観光客の方なのか、「こんにちは」と声をかけられた。僕も、軽く「こんにちは」と返し、特にそれ以降会話が続くわけではなく、どうやら挨拶だったようだ。
当時の消防小屋も復元され、消防服なども飾ってある。
囲炉裏には火が焚かれ、誰かが暖をとっていた。
この次大夫堀公園民家園では、元日やこどもの日、秋のお茶会や俳句イベントなど、様々な行事も開かれるようだ。
多摩川の支流である野川は、のどかな田舎の川の景色が続く。野川の散歩ついでに、民家園に寄ってみるのもよいと思う。
野川