頭に二本の羽根がついた白い鳥は?
そろそろ桜の時期も終わり、葉桜も増えてきた四月中旬のこと。
道を桜の花びらが風に吹かれて転がり、菜の花が川辺に咲き誇る野川沿いを散歩していると、一羽の白い鳥が川のなかをひょこひょこと歩いていました。
その白い鳥は、なにやら頭の上に二本の白い羽根が髪の毛のようについていて、餌となる小魚を探している様子です。
野川を歩く白い鳥
頭部から二本の羽根
調べてみると、この鳥は「コサギ」という名前の鳥でシラサギの一種。
頭に生えた二本の羽は繁殖期に入ると現れる飾り羽で、サギ類はオスとメスの両方に生えるようです。
繁殖期は4月 – 9月。年に一回の繁殖で、餌は川の魚や蛙、ザリガニなどを捕食とのこと。
コサギは熱心に水中を眺めながら歩き、岩陰に何か餌になりそうな生き物でも見つけたのか、くちばしを伸ばすように一生懸命ついばんでいました。
また野川の野鳥もちょっとずつ掲載していけたらと思います。