『ソラニン』と和泉多摩川商店街
漫画と映画の両方の『ソラニン』で舞台として登場する商店街は、東京都の狛江市にある和泉多摩川駅から徒歩一分ほどにある和泉多摩川商店街だ。和泉多摩川は、小田急線で新宿から30分弱、狛江の隣にある多摩川沿いの駅となる。
漫画でも、この商店街がほとんどそのまま描かれ、映画のロケ地としても使われている。芽衣子と種田が歩いているのも同じ商店街である。夏場でもアイス屋さんはないが、以前はあったのかもしれない。
画像 : 浅野いにお『ソラニン』
和泉多摩川商店街
和泉多摩川商店街
和泉多摩川商店街には、美容室と、パチンコ屋さんと、ラーメン屋さんと、居酒屋さんと、ドラッグストアと、八百屋さんと、お蕎麦屋さんと、100円ショップと、食事をとれるお店も新しくちらほらとできている、のどかな空気感が漂っている。
東京は、上京前に想像していたよりも、各駅で商店街が賑わっていることも少なくない。和泉多摩川商店街も、賑わっているとまでは言えないものの、地元の商店街ほど寂れている印象もない。
ちなみに、別の方のブログで、『ソラニン』のロケ地巡りの記事が書かれた『和泉多摩川めっちゃいいとこ』という記事があり、このブログのなかで、地元の高校生(たぶん狛江高校)に、食べる場所がモス以外(和泉多摩川駅前にモスバーガーが一軒あり、狛江にはスタバはない)にどこかあるかと尋ねたら、隣の狛江駅前にマックがあると言われた、というエピソードが載っている。
結局、この方は、商店街とは反対方面にある和泉多摩川駅前のカレー屋さん「カレーショップ メイ」に行ったそうで、とても美味しかったようだ。
確かに、狛江駅前まで行くと食事のできるお店もたくさんあるが、和泉多摩川だとそれほど多くはないかもしれない。
多摩川の静かで柔らかい雰囲気からすれば、隠れ家のようなおしゃれなカフェや食事処がもっとあってもよさそうだが、僕はほとんど知らない。ただ、僕自身があまり外食をしないからと言うのと、商店街や駅近くではなく、少し離れた場所にぽつんぽつんとあるのかもしれない。